ブラミツイワ03-7 築40年の家

ブラミツイワ03-7 築40年の家

 ブラミツイワ「築40年の家」03-7。

いよいよ最終回です。

 

この更新の最中はまさにフットボールの祭典「ワールドカップ」の真っ只中で、

 

日本がドイツに勝利して、歓喜のあまり試合後に深夜にもかかわらず、
祝杯を上げ寝不足になり、翌日のパフォーマンスに影響をきたし。

 

日本がコスタリカに惜敗して、悔しさのあまりクダを巻きながらその後、
ダラダラと酒を飲み、翌日のパフォーマンスに影響をきたす。

 

という、日本代表選手がベストコンディションを維持しながら頑張っている最中、
なんともダメな中年を演じている更新する中の人です。

 

こんな、更新者の怠慢とは双極的に、現場は着々と完成へと進んでまいりました。

本日は、大型改修の総決算。

 

細かなところから、最後の完成現場見学会まで、お話しできればと思っております。

それでは、ブラミツイワスタートです!!

 

<木製網戸の作り替え>

今回は、貼り替えるのではなく、作り替えを行いました。

理由としては、経年劣化による木枠の損傷が激しかったためです。

 

新しく木枠に用いた材料は「米ヒバ」。

イエローシーダーとも呼ばれるヒノキ科の木材で、天然成分のヒノキチオールやフェノール化合物を多く含んでおり、白蟻・カビを寄せ付けず、防腐効果も非常に高い素材であるためこちらを使用しました。

耐久性の高い木材で、土台や湿気の多いところに適してもいるので、外気にさらされる場所にはもっともパフォーマンスを発揮する木材といえます。

 

また、網部分はステンレスを使用。

こちらも、頑丈で耐久性に優れている点から選択をしました。

15~20年という長期間にわたって使い続けられ、さびにくく、汚れが付きにくいため掃除の手間も軽減できるところが特徴です。

近年では、猫などのペットがいるご家庭などでよく利用されている材質ですね。

 

今回は、木製網戸という特殊な建具となるので、我々としては「長期的に品質を維持できる」ことを第一に考えこの部材のチョイスを行いました。

 




 

現地で微調整を繰り返しながら、正しく機能するように設置していきます。

今回の住宅は、40年前のデザイナー建築という部分も色濃いため、網戸の引き出し方、そして納め方も特殊であったので、何度も建物に合わせて状態を確認しながら、取り付ける作業を行いました。



 

設置ができ、機能することがしっかりと確認できたら仕上げにキシラデコールで塗装を行い、建物との風合いを整えます。

機能も見た目もしっかりとした、木枠の網戸が完成しました。

 

 

細かな作業と、最終確認を終え、築40年の家の大規模外構修繕の完了です。

それでは、仕上がった建物をご覧ください。

 






綺麗に仕上がった佇まいをみると、当時のデザイナーさんの意図したであろう存在感がより一層増したように感じます。

私たち、ミツイワ建設は住宅・事務所・工場・マンション施工と多種多様な物件を経験してまいりましたので、こういった難易度の高い建物の修繕も豊富な知識と提案でご対応いたします。

住宅建築を行なった際の工務店さんが廃業してしまった。など、どこに相談して良いかわからなくなってしまった物件などはぜひ一度当社へご相談ください。

 

さて、今回はこれにて終了。

 

次回からは、なんとRCマンション新築工事編がスタートします。

大河ドラマ並みに長くなりそうなコンテンツになりそうですが、お付き合いいただければ幸いです。

 

それではまた次回!
ミツイワ建設

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