佐久島海上都市計画(仮)12

S「祝!! 一周年んんんっ!!

Y「おぉ〜」(ささやかな拍手)

S「継続は力なりですね。一年も続くとは!」

Y「でも最初、Sちゃんの計画では一年でこの企画終了する予定だったよね?」

S「………」

Y「………」

S「僕たちの冒険はまだ始まったばかり!!って煽り文を入れて最終回にします?」

Y「それ、少年漫画の連載打ち切りパターンだから却下です」

S「ですよね〜」

Y「そんなこんなで、2年目に突入するのです」

S「ですよね〜」

Y「ちなみに、現在いろいろ依頼物・制作物がストップ中で、ネタがありません」

S「Iさんは?」

Y「いません」

S「………」

Y「………」


そんなこんなで、始まった佐久島海上都市計画(通称ドバイ化計画)の記念すべき第12回目の会議。

ネタが無いと言う。最大のピンチ。

Iさんも居ないので、建設的な建築の話も進まない。

そんなこんなで途方にくれる二人があたりを見渡すと、そこには前回「家具企画(佐久島海上都市計画(仮)11参照)」を立ち上げたBIさんがいた!


Y「BIさん!! ドバイのネタください!!」

BIさんを呼び止め無理やり会議に巻き込むことに成功するYさん。(さすがだっ!とこの時Sさんは思った)

そんなこんなで、事情を説明すると、BIさんは前回の企画を振り返り出した。

BI「前回の家具企画すごい良いと思うんだよね。キャットウォークのテレビボードシリーズなんて、猫好きの人、絶対欲しいって思うだろうし、オリジナルで自宅のリビングにジャストサイズで作れる家具になるなんて、家具屋さんでは販売できないもんね。

ドバイ企画は、ドバイ企画でミツイワ建設の企画力、提案力、発想力をアウトプットできる良いツールだと思うけど、ドバイの番外編じゃなくて、家具も企画立てて新しいチャンネルにしていけたら良いと思うんだよね〜」

企画の可能性を熱く語るBIさん。

そして、ドバイ企画に新たな風が吹き込まれる。

BI「水上コテージのコンセプトがペットと泊まれるホテルってアイデアで、そこから派生した「ペットと共存できる家具」ってアイデアはすごく良いと思うんだよね!

俺もアイデアがあるんだけど、それを今回のドバイ会議のネタにしてみる?」

Y & S「是非とも!!」

二人は藁にもすがる思いで、叫んだ。

 

BI「ペット企画はあくまでも泊まる人への「サービス」って概念で生まれたツールじゃん?

でも、空間を提案するって側面から考えると「高級リゾート」を提供するっていうブランドイメージと言うか、感動を与えられるものがあっても良いんだよね」

今まで、機能性や、利便性。そこに注視しながらの間取りや空間提案であったことは、確かだ。

それは決して悪いことではないし、その機能性や、利便性に重きを置いたの高級感というあり方は間違いではない。

ただ、せっかくリゾートを企画するのなら、リゾート的な凄さを提案できることも大切なのではないか?

BIさんはそう言っているのだ。

例えば犬と一緒にくつろげるソファーもいいけど、こんなのはどう?

そう言って、サラサラとラフを書き出すBIさん。




BI「クラシックカーやアメ車みたいな個性的な車で、廃車にしちゃうようなの仕入れて来ちゃってさ、それぶった切って、余分なもの取って、ベンチソファーにしちゃうの」

Y「あっ。面白いかも」

S「なんか、おしゃれな家のリビングに車飾られてたのは見たことあるけど、車改造して家具にするってアイデアはあんまり見たことないですね!」

BI「女性も自分の家にあったら困ると思うけど、宿泊先にこんな感じのソファーあったら感動するとおもうなぁ〜」

Y「遊びの要素を建築物だけじゃなくて、家具っていうギミックにしちゃうのは、ありかもね」

S「車だけじゃなくて他のものもアイテムとして流用できなかなぁ? 例えばバイクを使って家具が作れてもいいですよね?」

Y「確かに面白いけど、それだと面白アイデア家具企画になっちゃってどんどんドバイ関係なくなっちゃうよ?」

BI「じゃー家具企画は、別プロジェクトで動けばいいんじゃない? 俺、BI改、GFIにするわ

Y & S「!!?」

唐突に言い放ったBIさんの言葉。この時二人は思った。「やらなきゃいけない作業がまた増える!!」と。

BI「これから、俺の略称はGFIね。ゴットファーザーI。略してGFI。君たちは俺のファミリーの傘下として、ドバイとは別に家具企画みたいな面白コンテンツ作っていこう! まずブログからかな? なんかアイデア考えといてよ」

派生に次ぐ、派生でついに「別企画」が始動する流れになってしまった。

Y「Sちゃん、ボク見積取ったり、パースの依頼したりドバイの方進めなきゃだから、とりあえずアイデア考えてもらっていい?」

S「マジっすか!!」

こうして、新たな局面を見せた「別企画」。企画の内容やアウトプットの方法が固まり次第、追ってご報告することになると思います。

詳細は次回のドバイ会議の報告までお待ち下さい。

もちろん、佐久島海上都市計画もちゃんと進めますよ!!


つづく



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