そんな発想なかったわ[壁や床のデザイン]

そんな発想なかったわ 08

はい!
今年も残すところあと僅かとなりました。
そんな発想なかったわも、通算2,800回の閲覧を超え、間も無く3,000を超える閲覧数を迎えるコンテンツに成長しました!
これからも皆様に有意義な情報の発信ツールとなるように、会議を重ねてアウトプットしていこうと思います!

それでは早速、2016年最後の「そんな発想はなかったわ」の更新始めます!
<!> 今回は実験的に今までの会議スタイルではなく、時系列順の文章形式で進めてまいります! どっちの方が読みやすいかの実験です。そんな発想はなかったわがユーザーに浸透するよう日々進化いたします!

最初は「年末年始あるある」から!!

忘・新年会で「私、お酒ダメなんですよー」って言う人に「こんな時くらい飲もうぜーっ!」って、勢いに任せて飲ませると、本当に飲めない人で、少量飲ませただけなのに頭痛が発生してしまったりと気分が悪くなってしまって会の間中横になってしまう結果になって、「あー。何か悪いことしちゃったなー」って気分になることあるよねー。

はいっ!! 本題入ります!!

前回までのあらすじ。
図面が確定して、部材の選定を開始。
現在、床材や浴室などの部材の選定が確定しており、残すところ
・壁
・天井
・キッチンのシンク
・玄関・ポーチのタイル
・浴槽(前回S氏が書き忘れたヤツ)

この辺がまだ未決定なので、今回はこの未決定項目の部材を順に進めていく。
まずは、先回S氏が資料を引取忘れた結果、更新ができなかった商材。キッチンまわり&浴室

キッチンのシンクはリビングから目の届く位置。
リビング・ダイニングなのでここには少し、見せる品質が欲しい。という意見が多くでたので、トーヨーキッチンスタイルの「BAY(ベイ)」モデルを採用。



このモデルは、トーヨーキッチンのスタンダードモデルでありながら、最近モデルチェンジが行われトーヨーキッチンいわく「根本から見直した」と言わしめるキッチン。
外見は、シンプルでスタイリッシュなことが魅力だっが、それ以外の性能が大きく向上した。
人体工学からもっとも使いやすい奥行きを追求し、調理をするための場所であることをこだわり作業スペースは拡張され収納も大容量に。
動線に無駄がないということに、とことんこだわり抜いた「使いやすい」と「おしゃれ」の両立が実現したキッチンだ。



カラーリングはシンプルでリビングと同調できるイヴァロシルバーを採用。



続いて浴室だが、前回こだわったのがどうしても「置き型の浴槽にしたい」という思い。
ただ置き型の浴槽は高価なものが多く、あまり高価なものを設定してしまうとおしゃれな狭小住宅というコンセプトとしては提案が面白いものになるが、土地に対して建物の価値が高価すぎるのもニーズと乖離してしまうとの意見が、出てきたので何とか金額を下げれないかと試行錯誤。
その結果見つけたのが「価格ドットコム」で販売されていた輸入商材の浴槽だ。
値段的にもデザイン的にも浴槽のサイズ的にも申し分がない。
残念ながら商品画像なので写真は添付できないが、興味がある方は下記リンクをクリックして見てほしい。
LINK:価格ドットコム「置き型 洋式」<パウパウバザールさん出店商品>



続いて「壁」
壁面は当初、クロス貼りを検討していたが、コスト面でそこまで大きな金額の差が生まれないという意見から塗りに変更することとなった。
壁面を考える場合は複数のアプローチがある。
もっともポピュラーなものは「壁紙」と呼ばれるクロス材。
種類も豊富で、価格もお手頃なものが揃っている。

そして、今回チョイスした「塗装」。
金額としては壁紙よりもやや値が張るが、それでもクロスの高級ラインと比べれば価格としては塗装の方が安く上がる場合もある。
メリットとしては、自分の家だけの塗装が生み出すことが可能な「オンリーワン」とできる点。
そして、壁面がフラットでなくても塗れるという点だ。
今回は、そこまで特殊な形はないが、クロスの場合は壁面がフラットでないと、接着剤の接地面積の関係上綺麗に貼ることが出来ずに、場合によっては短期間で剥がれてきてしまうことがある。
しかし、塗装であればそういった心配はなく、手仕事で繊細な部分まで綺麗に塗ることが出来ることが大きなメリットと言える。

その他にもタイル貼りや左官仕上げ、壁紙とは少し異なり木質・本物の石・本物の素材に限りなく近い印象を生み出すフィルムシートなどがある。

今回は壁・天井ともに白のベーシックな塗装を施し、2階洋室のみ東西をチェリーライムグリーンの塗装に色を変えるという提案に落ち着いた。

そして唯一、主寝室に限りフィルムシート(サンゲツ/リアテック|TC-2079)という壁紙を採用することにした。




主寝室のみ雰囲気を変えたかった理由は、他に比べもっともプライベートな空間であること。
上質で落ち着いた空間にしたかったこと。
大人のための部屋にしたかったことなどが、その理由である。
その結果、上質な雰囲気をレザーに求めてみた。こういった質感は擦れたり、当たったりすると痛むことがありあまり積極的には使わないのだが、寝室という空間であればそこまで頻繁な模様替えや大きな家具の出し入れは少ないだろうということで、チョイスをした。
空間のデザインで重要なことの一つが生活環境をイメージすることだ。
かっこいいからといって、良いデザインをふんだんに盛り込んでも生活環境とマッチしなければ住み心地の良い家とは言えないし、室内の部材を痛める要因となる。
この辺りのバランスをとりながらデザインを考えるのも私たちプロの重要な仕事だと考える。


続いて「建具」
こちらは全体的に統一感を出そうということになったので、ダイケンのハピア プレミアを全て使用することに決定。



現状0Pデザインのもっともシンプルなものを検討しているが、こちらは立体的になるとともにデザインを変更する可能性もあります。
カラーは光沢を抑えたマットホワイト。(写真を用意したかったが全くもって写真では伝わらないくらいシンプルなホワイト)
壁の色と合わせて、空間に余分な色をなくし、空間を広く見せる意図も含めこのデザインとしました。


またコチラも寝室には特別な表情を与えたいため、ダーク調のものを採用。


合わせて、玄関のホール側の盤面も特別にしようということで、AICAの化粧板 3Dホログラムシートを設置することで決定。


最後に床面の玄関ポーチは名古屋モザイクのWALKSシリーズを使用。

お風呂のタイルも同じく名古屋モザイクのsicuroid(シクロイド)を使用することに決定。

その他は細々とアクセントとして壁紙を変えたり、黒板塗装を検討していたりとデザインに拘った部分があるのだが、書き続けるととてもとても長い文章になってしまいそうなので、次回へ持ち越しへ。
今回と、前回の部材選定は今後またパースのイメージと共に詳細をお伝えできればと考えています。

前回のホームページの更新内容を観たい場合は→コチラ


この場を借りて年末年始休業のお知らせ。



新着情報でも追って告知いたしますが、先行して年末年始休業のお知らせも掲載させて頂きます。

誠に勝手ではございますが、2016年12月29日(木)〜2017年1月5日(木)までを冬期休暇とさせて頂きます。
関係者の皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解の程よろしくお願い致します。
年始の仕事始めは1月6日(金)からとなりますので、重ねてよろしくお願いします。


それでは、本当に最後の最後になりましたが、今年も佐久島海上都市計画、並びにそんな発想はなかったわをご愛読いただきありがとうございました。
2017年も、皆様に有益で、面白い、ほかの住宅施工会社とは一味違う「住宅提案」ができるように努めてまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

2017年1月へ つづく
ミツイワ建設

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