ブラミツイワ03-6 築40年の家
さて、ブラミツイワ03 築40年の家 もだいぶ佳境になってまいりました。
前回更新時の頃はまだ暖かく、日によっては暑いくらいだったのに、急に冷え込みが起こり出した2022年10月の末。
みなさま体調管理はいかがでしょうか?
流行病との付き合い方も、with コロナとして経済を回していくフェーズにようやくなってきたのかな。と感じます。
新型のグリフォン、ケルベロスという厨二病みたいな新型も出てきているようですが、これ以上経済が冷え込んでしまうと日本はもっと円安に傾向していってしまうと思いますので、社会活動を頑張って行こうと思う次第です。
明日、私は経済活性化のために
「たこ焼き」でも買おうかと思います(ショボっ)
「たこ焼き」でも買おうかと思います(ショボっ)
前回までは屋根の修繕のお話を進めていましたが、今回は外壁に再び戻ります。
いよいよ仕上げに向けて動き出しますので、是非ご覧いただければと思います!
まずは養生。

外壁塗装を行う際に、窓のサッシや扉など塗装したくない部分を保護する作業です。
丁寧に養生を行わなければ、塗る予定ではなかったところまで、塗装をすることになってしまうため、この作業はすごく地味ですが、繊細なテクニックが必要とされる作業です。
ところで、養生シートってなんで「養生」なんだろう?って疑問にもたれることありませんか?
養生を辞書で引いてみますと
1 生活に留意して健康の増進を図ること。摂生せっせい。「酒やタバコをひかえ、つね日頃から養生している」
2 病気の回復につとめること。保養。「転地して養生する」
こんな言葉が出てきます。
その後建築用語としての
3 打ち込んだコンクリートやモルタルが十分に硬化するように、低温・乾燥・衝撃などから保護する作業。
4 家具の運搬や塗装作業などの際に、運搬物や周囲の汚損を防ぐために布や板などで保護すること。「養生シート」
という言葉が出てきますが、どうして「養生シート」という名前が生まれたのかはわかりませんでした。
きっと後からトラブルにならないように、「養生(保養)」しないから、こんなことになったんだ。みたいな建築口語みたいなところから生まれたのかな? と推測されますが、このあたりの理由ご存知の方がお見えになられたら、是非お問い合わせからご連絡ください。
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「下塗り」

まずは細部の塗装から始めてまいります。養生シートに沿って、はみ出したくない部分を丁寧に丁寧に塗って行きます。
ちょうど、塗り絵を綺麗に仕上げるために輪郭から塗っていくようなイメージですね。
細部が塗れたらローラーを使い、全体の塗装を行なって行きます。

一気に塗れるので、この作業は楽しいと思う方も多いと思います。
ただ、ムラなく綺麗に塗るには、これにも経験値が必要になる作業です。

下塗り→中塗り→上塗りと丁寧に、風合いを戻すように綺麗に塗って行きます。

もちろん、細部も併せて仕上げて行きます。

隣地は、ブラミツイワ03-3でもお話ししましたが、杉板が足りなくなってしまったので、異なる仕上げを行いました。
しかしながら、こちら側も全体の質感、色肌に違和感がなくなるように、鎧 ( よろい ) 張の外壁同様に仕上げをおこなってまいります。
木部塗装はキシラデコールを塗り込むことで、アンティークな仕上がりとなり、鎧 ( よろい ) 張のリフォームと同様の経年で生まれる風合いを演出いたしました。
さて、外壁の塗装も仕上がって、いよいよ完成です。
次回は、ビフォーアフターを見比べながらバーチャル会社見学会を行えればと思います!
お楽しみに!!
つづく