狭小住宅アイデアハウス

そんな発想なかったわ 02

5月末日 例の三人集まる。


S「さて、いよいよ新企画本格始動です。」


この日は前回から始まった新企画。
その名も「ミツイワ建設の そんな発想なかったわ」だ。


この企画の趣旨は、ドバイ化計画とは異なり、夢いっぱいで際限なくアイデアを形にするのではなく、ドバイ企画の自由な発想は残しつつあくまでも「実現可能」な、ユーザーの目線に立ちながらもドキドキワクワクを発信する企画である。


第一回では「土地建物の条件や状態に合わして最良の提案を発信する」という大きな枠組み、今回取り組んでいくテーマのようなものが決まった。そして今回は、家を建てようと思っている一般のユーザーさんが目から鱗みたいなアイデアが、出せるようにアイデアを持ち寄る。 そんなところまで、話し合ったカタチだ。


S「ということで、僕がまとめてた資料をまず見てください」
そう言ってS氏が配った資料は、なかなかの枚数。A4用紙10枚ほどに纏められた資料だ。



細かく内容を説明していると、長くなってしまうので割愛するが、彼が今回発信した内容としては方向性を定める指針。 世の中にこんなアイデア住宅がありましたよと言った資料だ。


その中で、I氏、Y氏共に興味を示したものがある。
10坪未満の建坪に設計された狭小住宅のアイデアだ。
海外のぶっ飛んだアイデアもあれば、日本ならではアイデアもあり、その資料は確かに面白く、ここに評価をしたくなるような「材料」だった。


I「この土地の形だったら、もうこう立てるしかないもんね?」
I氏がそう指摘したのは三角形の土地、しかもとても鋭角な三角形の土地に建てられた住宅だ。
Y「確かにね。こう立てるならここはこう使うしかない。って感じのところもあるしね」
鋭利な三角形に建てらた住宅の室内写真を見ながら、Y氏もそう頷く。


I「こう言う「条件」があると、僕らも考えやすいよね? 土地がこの土地で建ぺいが何%で、って条件が決まっていると、際限なくアイデアを出すことができないブレーキになるから」
Y「だね。ちょっと面白い土地の案件無いか探してくるわ!」
そう言って、Y氏は売土地の資料を引っ提げて戻って来た。
Y「こんなかで、一番条件が難しいものが出ればいいんだけどね…おっ! これどう?」


そう言って出された売土地情報は
坪数、約34坪。
建ぺい率 60%という中々の物件。


S「狭小住宅であれだけ盛り上がったんで、いいんじゃ無いですか? この土地に建てる家のアイデアをプランニングしましょうよ!」
I「アツいね。面白いと思うよ!」
Y「じゃぁ、こいつを「ミツイワ建設の そんな発想なかったわ」の一発目の企画材料として、あとはもう少し絞り込んだ設定だね」
S「イメージとしては、価格的にもお手ごろになることを見越して、20代前半くらいからの夫婦でも、持てる注文住宅でどうですか?」
I「いいね。そこにただおしゃれでカッコイイだけじゃない「そんな発想なかったわ」を立案できると良い訳だね。ライフスタイルなんかも加味して、アイデアを出し合おうか」


そんな感じで大枠が決まった。新企画の二回目の会議。 次回は、同じ土地の条件で3人がそれぞれ、絞り出したアイデア平面図が公開できる「はず」


まとめ。
今回決まったこと。


・土地の条件



西尾市/某土地(約34坪)
・建ぺい率/60%
・容積率/200%
・必要条件/セットバック必須
・テーマ/ライフスタイル提案できる住環境提案


つづく

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