佐久島海上都市計画(仮)カジノ図面

佐久島海上都市計画(仮)18

S「今年も残す所あと僅かとなりました。」
Y「ドバイ2度目の師走だね」
I「年々、1年が終わるのが早く感じるよね〜」

例の三人が、会議のために集結。
そして、一年を振り返りつつ、ドバイ会議が幕を開けた。
12月某日。
フィギュアスケートグランプリファイナルで羽生選手が、史上最高得点をNHK杯で叩き出し、グランプリファイナルでその成績をさらに上回る得点を生み出すその合間。

師走の忙しさに追われつつも、コンテンツの更新をするために、会議が行われた。

S「まずは前回までのおさらいですね」

おさらい。
カジノ企画をついに進めることとなった佐久島海上都市計画。
先回の会議の結果、Yさんは
「あー。今日戻ったらカジノ考えなきゃいかん!」
「カジノの仕事があるから、ちょっと今忙しいなぁ」
「もう12月だ! カジノ全然進んでない!!」
と、つぶやく結果に。

そして、その結果を大いに反映することになるのが今回の会議という訳だ。

Y「ざっくりラフだけど考えてきたよ〜〜〜ッ!」
I&S「流石です!!」



Y「まずは、一階ね」

向かって左側が、ホテル。
船着き場もカジノと別々に用意されており、ホテルだけでも宿泊可能な施設。ホテル側は基本的にロビーとエレベーターで、VIP用のカジノへホテルの中から抜けられるエントランスが別途あり。
一方向かって右側がカジノスペース、同じく船着き場から、ゲートを抜けカジノへ入れる仕組み。カジノスペースの一階は主にスロットスペース、軽食飲類を楽しめるバーラウンジなどが配置されている感じ。
注目点は中央上側に離れ小島のように、鎮座している「五重塔」と書かれたVIPルーム。
ここはホテル側、カジノ側それぞれVIPのみが、入室を許されるVIP仕様のカジノ。セキュリティーチェックを受けてラウンジを抜けない限り、入れないハイソサエティな人間のみが、立ち入ることを許される場所だ。

Y「細かい説明もあるけど、まずは全容を一気に説明するね! 次二階。」



そう言って展開された二枚目の用紙。
カジノ側は、一階の右上の階段から二階へとこれる配置図となっており、二階に上がると再び、スロット系の遊戯が鎮座。奥(画像下部)へ進むにつれ、テーブルゲームが設置されており、ディーラーとポーカー、ブラックジャック、バックギャモン、ルーレットなどが楽しめる仕組みだ。
二階は、カジノスペースが一階のVIPルームの上までせり出しており、ホテルの方はバーラウンジとレストランという格好になっている。

Y「ここまでで、注目のポイントとしては、画面下部の巨大水槽スペースね。一階と二階の水槽が、吹き抜け状に繋がってて、しかもガラスがマジックミラーになってる作りにしたの。
外からは水槽しか見えない。中からも水槽までしか見えない作りで、空間を演出してリゾートのプライベート感を前面に出した作りを考えた感じ。
んでこの仕掛けは、三階に行くとさらに発展して、三階はこうっ!」



三階は基本的に全体が巨大水槽になっており、ホテル、カジノ、VIP塔が独立分断された構造だ。
分断しているのは、巨大水槽で、点線部分が床面以外が全て水槽に囲われているというデザインとなっている。



Y「んで、四階は水槽の上…水面が見える形になってて、水面からも魚が楽しめるような作りになってる感じ。餌や清掃のことも考えて水族館の水槽をベースに考えたんだけど、水族館では見れないバックヤードが楽しめるのも面白いかなって」



ホテル、カジノ、VIP塔が独立しているのは、三階と同様だが水槽ではなく、水面が見える贅沢なフロア。
ホテル側は、レストランが完備されており、カジノ側は5階の高額フロアへと続くフロア丸々エントランスという贅沢な構造。

Y「最後が五階ね。ホテル側は客室が始まって、10階までを想定。建物がここから完全に分断されて、カジノは高額チップでのゲームになるから、テーブルゲームオンリー。だいたいこんな感じだけど、どう?」



Yさんのプレゼンテーションを聞き終える。
S「いいっすね。カジノだけじゃなくて、水族館的な要素が盛り込まれてるから、ホテル宿泊のファミリーへのアプローチもできてますし。面白いと思います!」
I「五重塔がいいよね。日本的な建築があって、外国人客が喜びそうなアイデアだね」
Y「そうそう! どういったアイデアが観光スポットを兼ねれるかって考えを今回のベースに置いたんだけど、やっぱりセントレアから外国人客を呼び込めることを想定して、日本建築の感じられる面白島になれば話題性もあるかなって思ってね!」
S「五重塔の規模を考えなきゃいけないですけど、それこそこの中にさらに建物がある感じでもいいですしねっ! 気になるのは鳥居が宗教的な要素が強く出ないかなぁ〜ってくらいかなぁ」
Y「あ〜。そうだね。じゃぁここはもう少し違う和のアイデアが出せるといいね。」
I「ロケットはどう? ロケット!! 今、流行りの下町ロケットっ!!」
Y&S「………う〜ん」
I「ダメかぁ〜」

Iさんは最近下町ロケットに夢中らしく、今回の会議中ちょいちょいロケットネタを挟んできた。
しかし、それが思わぬ方向へと発展することになるのだが、そこまで語ると、話が長くなるのでまた次回!

ただ、一つ言えることは「かめハウス」から始まったドバイのアイデアは、とんでもない大きなアイデアにまで膨れ上がったという事だけ、お伝えしておこうっ!!
続きは2016年新年第一号で!!

それでは、皆様今年もミツイワ建設ならびに、佐久島海上都市計画におつきあいいただきありがとうございました!
来年もより一層、日本の建築を面白くできる企業として邁進してまいります!!


 

2016年へ続く
ミツイワ建設

〒445-0803
愛知県西尾市桜町4丁目35番地
TEL/0563-54-5331
FAX/0563-56-5399
【定休日】日・祝日 ・第三土曜日

Copyright(c) ミツイワ建設 All Rights Reserved.