ブラミツイワ02-放課後等デイサービス02
放課後等デイサービス 2回目の更新です。
今日もブラついてきました。
さて、まずは前回までの流れを簡単に整理しましょう!
1.基礎工事がスタート
2.配筋を行いコンクリートの打設
3.型枠組みを行う
大まかな前回の流れはこんな感じ。
基礎工事と枠組みの工程です。
コンクリートをしっかりと乾かす時間が必要なので、打設後、1週間前後は型枠を取り外したりはできません。
しっかりコンクリートが乾いたことが確認でき、型枠を取り外すことができれば、いよいよ工事再開です!

まずは木材搬入!
建物の骨組みになる部分を組み立てていきます!
木材は防シロアリ処理がされているものを使い、安心して長期間使えるものを扱います。
近年では防腐処理も施されたものが多いので、今回も防蟻・防腐の両方が施された木材を使いました。

木材が搬入されたらここからは時間との戦いです!
一気に組み上げていきます。
天候が崩れてしまって、木材が濡れてしまわないようになるべく早く、手際良く組み立てていきます。
屋根まで組み立てられれば一安心です。
昔は、刻みといって、墨付けされた木材を墨にしたがって正確に仕口を作るという現場仕事、もしくは木材を自社の製材所に持ち込んで加工して持ち帰り組みつけるという作業を行なっておりましたが、現在では、工場でコンピューターを使ってあらかじめ加工を行う「プレカット」が主流となってきました。
プレカットは設計した木材が図面通りに届くので、組み付けて立ち上げるまでのスピードがとても早くなったこと、機械加工なので安定した加工品質となること、そして廃材が出にくいのでコスト面環境面に配慮できることが大きなメリットです。
デメリットとしては、昔ながら手刻みのように、現場で加工方法の再検討をすることが難しいところですね。
よくも悪くも図面通りの建物ができるわけです。


そんな構造材の組み立てを行うと、いよいよ建物らしさが見えてきます。
柱、梁、母屋(大工用語で、家の軒の内/建物としての主な部分)を組み立て、金物、ボルトなどを使って固定していきます。
形が出来上がったら、すぐに「屋根工事」に入ります。
建築物を早い段階で雨から守り、建物内部が濡れることを防ぐためです。
こういった躯体工事から屋根工事までの工事期間が短縮できるようになったのもプレカット技術の利点ですね!
屋根部分はもっとも風雨の影響を受ける場所なので、しっかりと処理も行います。
屋根下葺材として改質アスファルトルーフィング下葺き材というTAJIMAのPカラーEX+を使用して、外気をシャットアウト。
長期にわたって建物を雨から守る高強度の合成繊維不織布を使用しました。

アスファルトルーフィングは、板紙にアスファルトをしみこませた建築用の防水材料で、雨水が屋内に進入することを防ぎます。
屋根が貼れたら壁を作っていく作業です。
今回は、外壁下地材として、ダイライトMSを使用。
DAIKENさんの耐震ボードで、地震だけではなく、火災にも強いことが特徴です。
常時、人の暮らす家とは異なり、施設利用であることから、高い耐震・防火性能に加えて、腐りにくく、白蟻にも強さを発揮すること、丈夫で長持ちすることからこちらの下地材を選びました。
経年変化に極力耐えることができる配慮です。


壁や床が出来上がり、外観や内観も「建築物」っぽくなってきましたね!
さて、次回はいよいよ外壁・内装・仕上げと進み完成形が見えてくる。。。ハズです!!
乞うご期待ください!
つづく