佐久島VIPカジノ/五重塔

佐久島海上都市計画(仮)19

2016年を迎え早ひと月。
例の三人、会議室へ集う。
S「なかなか時間合わせれずにすいません。。。」
今回の会議は、S氏が新年早々、会社の社員が病に倒れたり、自信も体調を崩してしまったり、そんな中無慈悲な超特急の仕事が舞い込んできたりと、事務所に缶詰の状態が続いてしまい、会議のための出向が遅れてしまった。
ちなみに、実際に会議が行われたのは、1月29日本当ならば、昨日(2月2日)での公開を目指していたのだが、その更新がままならなかったことも、お察しいただければ幸いです。

S「痛いっ! 痛いっ! 節分だからって豆投げないで!!」

そんなこんなで、2月3日節分の日
ドバイ会議スタートです。
ちなみに今年の恵方は南南東みたいですよ!

I「2016年もドバイ始まっちゃいましたね」
S「遅くなってすいませんでした」
Y「いいよいいよ! おかげで時間かけて考えれたから」

そう言って、テーブルの上に広げられたのは、ドバイ(佐久島)のスーパーVIP限定の会員制カジノの平面図案だ。




S「仕上がってますね〜!」
Y「なかなか考えられてると思うから期待してよ!」
I「さすがです」

こうして、新年一回目のドバイ会議がスタートした。

Y「まずは一階ね」



円卓に囲まれたカジノホールは、入った瞬間にその空間。VIPとして招待された雰囲気が味わえる仕様だ。
当初入ってすぐの場所には仁王像が立ちはだかり厳かな雰囲気を見せる提案だったが、会議の中でもっと「遊び」に来たと言う雰囲気がいるのではないか?
もっと、お金を使いたがる雰囲気を演出したいとディスカッションが進み、入ってすぐはダンスステージで、円卓のテーブルゲーム中央にも、ポールダンサーが踊れるステージを用意した。
ゲームを楽しみながら、そこはかとなく妖艶な雰囲気を魅せつつ、ゲームのルールが解らないカップルの女性やゲームで勝って大喜びのVIPが楽しめるDJブースを設置した。(DJブースも当初はラウンジで、ピアノの生演奏という提案だったが、ダンスの雰囲気により大幅な変更をした)
S「良くなりましたね! カジノだけじゃなくて、イベントにも使えそうな図面になったし、汎用性が高いのもいいですね」
I「そうだね。産業を生み出せる空間提案は大事だね。リゾートだけではない付加価値って、これからどんどん求められるものだと思うしね」
Y「これで大物ミュージシャンの「名古屋飛ばし」にピリオドを打てるかもしれんね!」
S「そうそう! 2020年東京オリンピック開催に向けて、今大型施設が改修新築工事が相次いでて、東京でお客さんを呼べる「箱」がなくなるのが死活問題だって、ミュージシャンたちが合同記者会見開いてましたね(参考:オリコンスタイル「ライブ会場2016年問題」)」
I「こうなってくると、佐久島の海上施設はかなり注目されること請け合いだね! ゆくゆくは、直行水上バスとか、セントレアから直通モノレールとか、もしくは海上都市のための空港も必要となってくるね!! ジャケット工法でっ!!」
Y「Iさんそれ、また自分の首絞めてるよ」
S「…図面起こせなくて、四苦八苦しちゃいますもんね」
I「今のナーーーーシッ!!

ということで、五重塔カジノの1Fの空間提案が決定したところで、続いて2F。



2Fは本格的なゲームに集中したい人向け。
1Fが雰囲気重視なものに比べ2Fは個別にルーレットやテーブルゲームが設置されている本格カジノ場の雰囲気。ピアノの生演奏はここから採用され、シックに落ち着いた雰囲気で、ゲームに集中できる環境を提案。
これには一同、文句なしで納得の提案となった。

続いて3F。
Y氏のまさかの提案に二人は度肝を抜かれることになる。



ここに来てのプール!!
S「まさか3Fにプールとは!!」
Y「もちろんカジノゲームもできるよ!」
I「いや、でも3Fだよ!? Y氏どうしてしまったのかね!?」
Y「いやいやいや。これには理由があるのだよ。前回のカジノホテルの3Fを思い出してみて!(参考:佐久島海上都市計画(仮)18) カジノホテルの提案で、3Fは水中回廊を提案してるんだけど、3Fと4Fは五重塔カジノと回廊が繋がってる提案をしてるんだよね。せっかくならそのストーリーに意図を生み出したいから、五重塔カジノは3Fをビーチースタイルにして水着で渡れる回廊と、巨大水槽に囲まれたVIPラウンジがあってもリゾート気分を味わえていいかなぁって思って」
この予想の斜め上をいく提案
しかし、しっかりとした裏付けのあるコンセプトに、二人は唸り、そして納得する。
I & S「いや〜。流石です!」

Yさんは自分の提案が絶賛されたことに、気を良くしたのか、満足そうな表情で4Fの図面を紹介する。



Y「4Fの図面はこんな感じで、基本的にラウンジメイン。んで、寛ぎながらちょこちょこ遊びたい人向けにテーブルゲームが置いてある感じ。
4Fもホテルカジノと繋がってる提案だから、ホテル側への回廊があって、前回同様に水面が足元に広がるスペースね。ゆっくりまったりした場所が4Fかな」
I氏もS氏もここまでくると、うんうんと頷くばかり。
Y氏の提案が、前回作ったホテルカジノとしっかりリンクしていて、各階の提案も雰囲気や温度(熱量)の調整ができているフロア作りがなされていて、文句のつけようが無い感じの仕上がりとなっていた。
特段、大きな物言いが無いことを確認すると、Y氏は最後の一枚を広げる。




Y「最後が5Fね。大きな違いは、階段で移動できる場所は4Fまでってところ。
5Fは1Fからの直通のエレベーターしか設置されていないVIP中のVIPしか来れないフロア。
ハイリミットセクションになっていてラスベガスカジノでいう$25,000チップみたいなところが5Fだね。
ミニマムベットとか細かいところは、ここでは決めなくていいかなぁって思ってるから、とにかくVIP中のVIPが1,000万円とか2,000万円を一回のゲームにつぎ込む場所ってことで。
空間もVIP仕様で、全個室SPのウェイティングルームとか、設備もしっかりと整えた環境にした感じ」
S「ゲーム空間を仕切ってるガラスは防犯ガラスで向こうが見える仕様がいいですね! 他の部屋のゲームの温度が伝わる方が、盛り上がると思うから。…でもテーブルゲームだと反射があると難しいのかなぁ」
I「そのへんはどうとでもなるんじゃない? いわゆる「通し」みたいなイカサマを防止するためならディーラー側とプレイヤー側の手札が見えてしまう部分だけは不透過の壁面にしてしまって、サイド部分をガラス貼りにしてもいいだろうし、やりようはあるよ!」
そんな感じで、細かい部分のやり取りは終わり、三人納得の五重塔カジノが完成した。

Y「さて、残りは佐久島海上都市計画(仮)18に更新を先送りしていた「あの島」の更新だね」
S「そうですね。話の流れで生まれてしまった突拍子も無いアイデアを採用した「あの島」ですね」
I「いよいよ、ドバイ化計画の全貌を明らかにする時が来たね!」

と言うことで、今回はここまで、次回は年末に更新を見送った暖めに暖め抜いた驚きの島を公開します!
乞うご期待!!




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