ブラミツイワ01-社務所01
さて、新企画の開始です。
記念すべき第一回!「ブラミツイワ」
はーじまーるよー!!
記念すべき第一回の探訪はこちら

某神社の社務所を建築する現場です。
皆さんは社務所をご存知でしょうか?
社務所とは?
神社で行う事務一般を称して社務といい,それを執行する建物を社務所と呼ぶ。また往古,神職の長として一社の事務を執行したものを社務あるいは社務職(しやむしき)ともいった。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版
こんな説明が出てきます。
いつから、神社とともに建造されるようになったかは定かではないですが、神社境内模式図などには必ず記載されており、古くから神社を形成する要素であったようですね。
建築様式も当然日本建築が採用されていることが多く

公益財団法人ニッポンドットコム
画像検索するとこんな感じのものが多く出てきます。
日本建築なので木造建築が多いですが、今回はなんと鉄筋を使うという、社務所としては変わり種な建築様式。
探訪しがいがありますね!
<探訪第一回>
地鎮祭と基礎

地鎮祭とは?
土木工事や建築などで工事を始める前に行う、その土地の守護神(鎮守神)を祀り、土地を利用させてもらうことの許しを得る。これには神式と仏式がある。一般には神を祀って工事の無事を祈る儀式と認識されており、安全祈願祭と呼ばれることもある。鎮地祭、土祭り、地祭り、地祝いとも言う。
これからトラブルなく、工事が進み竣工が予定通りとなるようお願いをします。
皆さん荘厳な雰囲気の中、無事閉式となりました。
続いては基礎の工事

今回は、地盤に当たるまで掘削を進め、基礎の準備を進めるという工法を選択。
地盤がどこにあったかというと、140cm下でした。
盛り土もあるせいか、頭がすっぽりと隠れてしまうほど、深くなっています。
そこに水平を取るためにコンクリートを張り、土台の準備完了。
鉄筋を組んで、コンクリート造を進めます。
今更聞けない建築のアレとコレ。
鉄筋と鉄骨。建築でよく耳にする用語ですが、そもそも違いはなんでしょう?
<鉄筋コンクリート造(RC造)>
鉄筋コンクリートとは、鉄筋を網目に組んだ型枠の中にコンクリートを流し込んで造られるものを指します。RC造は柱や梁、床、壁といった部材が鉄筋コンクリートでできており、強度の高い構造です。低層から高層まで、幅広く対応できる構造といえます。
<鉄骨鉄筋コンクリート造 (SRC造)>
SRC造は、鉄筋コンクリートの柱や梁の中に鉄骨が入っている構造です。工程はRC造とほぼ同じではありますが、鉄骨造の要素が組み込まれることになります。高層建築や大規模建築に用いられる構造ですね。
他にも様々な工法がありますが、また変わった工法に探訪するときにご紹介しますね。
鉄「筋」は人体の筋肉のように周りを「鉄」で支える
鉄「骨」は人体の骨のように、中心に「鉄」があると考えるとイメージがつきやすいですね!
さて、次回更新時にはどこまでご紹介できるのか?
乞うご期待ください!
つづく