佐久島海上都市計画(仮) 04
「プライベートアイランド」から「プライベートコテージ」へ
I「…この企画のタイトルってずっと「佐久島海上都市計画(仮)」なの?」
Y「………そうだよ?」
ということで、始まった今月の佐久島海上都市計画(仮)会議(通称ドバイ会議)。
朝から建前だったYさんは、本日雨に見回れ「二代目雨男」の襲名に危機に直面しながらも、スケージュールを調整してドバイ会議に出席してくれた。
S「三代目 J Soul Brothers襲名の日も近いっすねっ!!」
Y「………」
S(…今回は一筋縄では行かないかもしれない!!)
Sさんは直感的にそんな雰囲気を感じ取っていた。
さて、会議の前におさらい。
前回はジャケット工法で島を作るという、前代未聞のアイデアを、設計のスペシャリストIさん不在の中、押し進めたのだが、可能かどうかという確認作業からスタートしなくてはならない。
I「…そりゃ、本気出せば何だって可能だよ?」
Iさん即答
『心強ぇえっ!!』(心の中で安堵するYさんとSさん)
Iさんの気持ちよい回答を頂いたことで、先ずはその設計に当たって何が必要かを話し合う事になるのだが、思いのほか早めのIさんから「待った」がかかった。
I「海底地盤や、積載の計算を進めて、ジャケット工法の構造計算を進めるのはいいけど、その前に上に載せるものの重さを決めなきゃ、総重量が解らないから構造計算しても意味ないんじゃない?」
もっともだ!!
自分たちが決めた工法を進めようと言う気持ちで、手順を間違えるところであった。
Iさんの冷静な指摘のもと、上物で何を造るかを考える。
出る案は、様々だ。

・カジノ施設
・大型ホテル
・本土(一色町)からも確認出来るくらいのどでかい液晶看板
などなど。
やりたいことは、沢山あるが地に足をつけた議論を進めなければ、いくら仮想の企画と言えども机上の空論が過ぎるという結果になってしまう。
この会議のコンセプトはあくまで「現実的な提案・実現が可能な仮想構想」。
ステップを踏んでしっかりとした、手順のもと押し進める事が大切だ。
ということで、決まったのがまずは、小規模の建築を想定した島をつくり、そのノウハウをベースに大型の島へとステップアップして行こうというプランだ。
最初は、ザ・ワールドのコンセプトである「プライベートアイランド」から、個人で使用出来る「プライベートコテージ」を考え、それを上物として、構造計算など、次のステップが踏めるような手順を踏もうという事で、話しまとまった。
Y「どんなもんの大きさがいるかな?」
S「200坪くらいみて、二世帯入れるくらいの大きさはどうですか?」
I「それくらいの大きさはいるだろうね」
Y「ホントにそんなにいる? プライベートのコテージなら1島に一世帯のが良くない?」
S「それはそうですね」
I「いや、でも一世帯って考えても、上物をリゾートっぽくゆったりと過ごせるものにするなら、最低でも60坪はいるでしょ? そうなってくると残り100坪じゃ狭すぎるんじゃない?」
Y「まぁ、確かにそうだね」
S「200坪くらいの敷地面積で、南国っぽい植林して、海岸つくって…あと船着き場?」
I「そんな感じだね」
そんなこんなで、落書きをしながら出来上がった作品(S画)

「亀ハウスじゃん!!」
とりあえず、今回はそんな感じのラフですが、次回からはIさんが本気出します。
【余談】
とあることから、とある建設会社の話題に。
内容は、ウチと同じような事をやってる会社がある件。
規模が大きいが、アイデアの着想が確かに似てると感じ、話題はヒートアップ。
「Yさん鼻息荒いよっ!!」って言うくらいヒートアップ。
あの建設会社と同じアイデアにならないように、ミツイワ建設らしい提案が出来るようにしよう!
I「…この企画のタイトルってずっと「佐久島海上都市計画(仮)」なの?」
Y「………そうだよ?」
ということで、始まった今月の佐久島海上都市計画(仮)会議(通称ドバイ会議)。
朝から建前だったYさんは、本日雨に見回れ「二代目雨男」の襲名に危機に直面しながらも、スケージュールを調整してドバイ会議に出席してくれた。
S「三代目 J Soul Brothers襲名の日も近いっすねっ!!」
Y「………」
S(…今回は一筋縄では行かないかもしれない!!)
Sさんは直感的にそんな雰囲気を感じ取っていた。
さて、会議の前におさらい。
前回はジャケット工法で島を作るという、前代未聞のアイデアを、設計のスペシャリストIさん不在の中、押し進めたのだが、可能かどうかという確認作業からスタートしなくてはならない。
I「…そりゃ、本気出せば何だって可能だよ?」
Iさん即答
『心強ぇえっ!!』(心の中で安堵するYさんとSさん)
Iさんの気持ちよい回答を頂いたことで、先ずはその設計に当たって何が必要かを話し合う事になるのだが、思いのほか早めのIさんから「待った」がかかった。
I「海底地盤や、積載の計算を進めて、ジャケット工法の構造計算を進めるのはいいけど、その前に上に載せるものの重さを決めなきゃ、総重量が解らないから構造計算しても意味ないんじゃない?」
もっともだ!!
自分たちが決めた工法を進めようと言う気持ちで、手順を間違えるところであった。
Iさんの冷静な指摘のもと、上物で何を造るかを考える。
出る案は、様々だ。

・カジノ施設
・大型ホテル
・本土(一色町)からも確認出来るくらいのどでかい液晶看板
などなど。
やりたいことは、沢山あるが地に足をつけた議論を進めなければ、いくら仮想の企画と言えども机上の空論が過ぎるという結果になってしまう。
この会議のコンセプトはあくまで「現実的な提案・実現が可能な仮想構想」。
ステップを踏んでしっかりとした、手順のもと押し進める事が大切だ。
ということで、決まったのがまずは、小規模の建築を想定した島をつくり、そのノウハウをベースに大型の島へとステップアップして行こうというプランだ。
最初は、ザ・ワールドのコンセプトである「プライベートアイランド」から、個人で使用出来る「プライベートコテージ」を考え、それを上物として、構造計算など、次のステップが踏めるような手順を踏もうという事で、話しまとまった。
Y「どんなもんの大きさがいるかな?」
S「200坪くらいみて、二世帯入れるくらいの大きさはどうですか?」
I「それくらいの大きさはいるだろうね」
Y「ホントにそんなにいる? プライベートのコテージなら1島に一世帯のが良くない?」
S「それはそうですね」
I「いや、でも一世帯って考えても、上物をリゾートっぽくゆったりと過ごせるものにするなら、最低でも60坪はいるでしょ? そうなってくると残り100坪じゃ狭すぎるんじゃない?」
Y「まぁ、確かにそうだね」
S「200坪くらいの敷地面積で、南国っぽい植林して、海岸つくって…あと船着き場?」
I「そんな感じだね」
そんなこんなで、落書きをしながら出来上がった作品(S画)

「亀ハウスじゃん!!」
とりあえず、今回はそんな感じのラフですが、次回からはIさんが本気出します。
【余談】
とあることから、とある建設会社の話題に。
内容は、ウチと同じような事をやってる会社がある件。
規模が大きいが、アイデアの着想が確かに似てると感じ、話題はヒートアップ。
「Yさん鼻息荒いよっ!!」って言うくらいヒートアップ。
あの建設会社と同じアイデアにならないように、ミツイワ建設らしい提案が出来るようにしよう!
ドバイ企画に新たなライバル(?)が出現したため、企画のハードルが上がってしまう事を戦々恐々とする三人であった。
つづく