ブラミツイワ03-4 築40年の家
ブラミツイワ、築40年の家第四回目です。
Yさんにデータをもらったのが6月29日です。
私が更新に取りかかれたのは、7月12日でした。
これは、どういったことでしょう?
時空の歪みに巻き込まれたのでしょうか?
最近、三週連続「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が放映されるせいで、自分が現在にいるのか、過去にいるのか、未来にいるのかわからなくなってしまったからでしょうか?
あ、そういえばマーメードパレスでYさんに会ったような。。。
きっと、私が参院選で忙しかったせいですね!(嘘)
さて、謎は謎のままモヤッとするのもたまにはいいものです。
梅雨が明けたのに天気がモヤッとしているのでちょうどいいですね。
そんな天候不良にも負けずに進んだ、築40年の家の進捗をご確認ください!
まずは前回まで設置を行った、杉板の個性的な壁の設置が完了したので、この杉板を高圧洗浄で綺麗にしていきます。

合わせて、スレート葺きの屋根も既存の塗装を高圧洗浄を使って、綺麗に汚れを落としていきます。

ここで一つ。今回の豆知識。
スレート葺きの屋根ってどんな屋根?
スレート葺きの屋根は厚さは5mm程度の薄くて平らな屋根材です。
業者さんによっては「コロニアル」や「カラーベスト」って呼ぶ人もいる素材です。
セメント材の屋根材が多いですが、アスファルトシングル材、植物系、金属系、粘土瓦など種類も多種多様でデザイン的にスマートに仕上がることから、日本瓦から代替えとして使われることが多い屋根材です。
今回の素材は、もっとも需要の多いセメントの板で作られていました。
木板の屋根は水はけが良く、通気性が高いため文化財などで使用されていることが多い屋根材です。
一方セメントで作られたスレートは、流通が多いため価格が比較的安く、瓦と比べると半額ほどになるというメリットや、流通がしっかり確保されているので、メンテナンス時に代替え商品が手に入りやすいといったメリットがございます。住宅の屋根に広く用いられるのも納得ですね!
一方セメントで作られたスレートは、流通が多いため価格が比較的安く、瓦と比べると半額ほどになるというメリットや、流通がしっかり確保されているので、メンテナンス時に代替え商品が手に入りやすいといったメリットがございます。住宅の屋根に広く用いられるのも納得ですね!
スレート屋根のメリットは、粘土瓦と比べて軽いというところが最大の特徴です。
重量がおおよそ半分程度となることから、屋根が軽くなることでコスト面やデザイン面に選択肢の幅を生み出すことができます。
また、現在日本で最も使用されている屋根材で、施工できる業者も多いため、工事や修理を行う際も安心です。
デメリットもございます。
デメリットとしては瓦に比べ「割れやすい」ところです。
踏割れを起こしてしまうケースも多く、またデザインを重視したあまり、ひび割れしやすくなってしまうなどの耐久性の問題が発生する場合があります。
家主が点検のために屋根に登って、割ってしまったというケースも稀にある素材ですので、専門工事業者以外の方が屋根面に登ることはお勧めできない材質です。
さて、現場の施工に戻りましょう。
乾いたら、次は屋根の下塗りです。
前段階でフレーム部分やこれまた特殊な天窓部分をしっかりと錆止めを施します。
建物の耐久性を維持していくためにも、しっかりとした処理を行なっていくことは大切です。

錆止めが乾いたらいよいよ、下塗りを行なっていきます。
こちらも錆止め同様、丁寧にしっかり塗っていかないと、仕上げに差が出てしまうので、しっかりと塗っていきます。

ビフォーアフターを比べるとこんな感じ。
下塗りだけでも、比べるとぐっと綺麗になりましたね。

下塗りがしっかり乾いたら、本塗装を行い屋根のメンテナンスの完了です。
屋根は、もっとも太陽の光を浴び、寒暖差の影響を受ける場所なので、スレート屋根は場合によっては数年単位で劣化してしまう場合もあります。
10年に一回程度の定期的メンテナンスが、雨漏りや破損から守って、屋根の寿命を延ばすことにつながりますので、スレート屋根でメンテナンスしてないなぁって方はぜひ、ミツイワ建設にご相談ください。
次回は、屋根の完成をお届けできると思います!
壁面も完成できるかは更新のタイミング次第?
乞うご期待!
つづく