エレベーターのある狭小住宅

そんな発想なかったわ 10


おしゃれ? な狭小住宅3つのイメージ。

去る2月24日。

この日は「プレミアムフライデー」が実施される記念すべき初日。

経済産業省と経団連や小売りなどの業界団体は個人消費を喚起するため、毎月末の金曜日を企業が従業員に対して午後3時には仕事を終えるよう呼びかけ、長時間労働の是正など働き方改革にもつなげる考えだ。

そんな、メディアも取材合戦が過熱し、サービス業者が売り上げが上がるかドキドキワクワクする金曜の午後5時

私たちはこの「そんな発想なかったわ」を更新するために集ったのだ!

 

余談ではあるが、実際「プレミアムフライデー」を実施した企業でも「従業員1000人以上」の企業では5.8%が実施、18.3%が奨励に止まり、「早く帰った人」は3.7%だったと言うことだ。

実際そうだよねー。我々のようなお客様あっての商売は、お客様が仕事が早く帰れる時は、来客や打ち合わせができる時なので早く終われる曜日にはならないよねー。

 

そんなこんなで、ミツイワ建設は「プレミアムフライデー」でもお客様のニーズに応えるために今後とも頑張ります!!(多分)

しかも今回は記念すべき第10回目の更新!! カタチになってきたオモシロ狭小住宅プロジェクトを是非お楽しみください!

 

<<前回までのあらすじ>>

おおよその、アイデアは煮詰まり、外観のイメージも作成完了!

いよいよ内観デザインをビジュアル化するぞ!!ってところから今回は始まります。

外観のビジュアルに関しては、前回更新分「そんな発想なかったわ 09」をご参照ください。

 

さて、それでは前回に引き続き、グラフィックメインですが、公開内容をお楽しみください。

まずは一階。





 

パースはリビングから見たものを視点を変えて、ビジュアル化しています。

吹き抜けの開放感があるリビングと玄関からも顔を覗かせる、今回のアイデアの目玉とも言えるエレベーター

そして、南側に大きく設置された「」「」「」!!

明るい演出と開放感を追求して、アイデア建具として採用した「クリスタル・マジック」がビジュアルにしっかりとフィットしているかと思います。

ドアも壁面と同系色の白で仕上げたことにより、ごちゃごちゃさせずシンプルに、余分なものがない作りがより一層、開放感を生み出していると自負しています。

 



 

つづいて2階

 



 

吹き抜けがある分、全体的な生活面積は少ないですが、子供が遊ぶ空間として形作れているかと思います。

室内のデザインとしては、黒板壁面や部分的に設置したカラフルな壁など、遊び心も充実した空間で、リビングから少し見上げれば子供の勉強スペースが目に入る「空間の連結」ができているところもこだわりです。

家づくりで私たちが気にすることを3つ上げろと言われると

生活動線(どれだけスムーズにストレスのない暮らしができるか)

ライフデザイン(経年にマッチする空間が提案できているか)

空間のバランス(オープンスペースとプライベートスペースのバランスは取れているか)

 

この3項目は、常に気にして考えるようにしています。

そして、この2階という空間は、ライフデザイン空間のバランスに特にこだわった階だと考えています。

部屋の間取りを変化させられる洋室と、空間を共有できる勉強机。

こういった表現ができたときに、思わずニヤけてしまうのは内緒にしておいてください。




 

最後に3階。




 

メタルの格子状の床が、強烈なアクセントになっている大人の空間。

こちらも、書斎が吹き抜けと連結しているため、この住宅は1階から3階まで空間共有ができる、面白い設計になりました。

パースの左側に見えるポールは屋外螺旋階段や、エレベーターを使わないでも降りられる緊急脱出スロープ(笑&自己責任)。

一階まで繋がったポールは遊び心も失わないためのアイデアです。

そして、3階の最大の特徴は「ドルフィンウィンドウ」全面開口が可能な窓は開放感に合わせて、室内外の一体感も生み出します。

 

いよいよ形になってきた狭小住宅!

次回は、再び会議スタイルに戻って、照明デザインや小物の選定なんかを進めていこうと思います!

お楽しみに!

 

つづく

ミツイワ建設

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