ブラミツイワ01-社務所06
社務所編完結。
さて今まで5回にわたって更新してきた「社務所」編もついに竣工し、完結編となります!
最終回である今回は完成現場見学会と称して、皆さんをバーチャルですが社務所の見学へご招待したいと思います。
<外観>



まずは外観です。
今回の外観のカラーリングでこだわった部分は、本殿とのコントラスト。
青銅の屋根に木造の本殿に対して、濃色の屋根と青銅色に似た外壁という組み合わせを採用することで、敷地内の建物との調和を意識しました。
日本建築、宮大工の技法ではなく、近代建築での建築でしたが見事に調和が取れていると思います。
今回、現場の職人が最もこだわったのものが「軒桁」です。
建物から大きく迫り出した軒下は実に5.5メートルを超える長さです。
いくら鉄骨で支えていると言っても、自重で垂れ下がってしまう。
そんなことを感じさせず、現場で微調整を重ね、並行に走る軒桁を表現することに拘りました。
まっすぐ伸びる屋根の外観は、建物の存在感をより一層と引き立ててくれます。
<エントランス>


玄関を入ってすぐに広がる空間は棟木まで突き抜けた吹き抜けの空間です。
左側には、会議・来賓者にお座りいただくパイプ椅子などを格納する納戸。
右側の最も高い壁面には一箇所だけ茶褐色の左官を行い仕上げました。
アクセントで左官が入るだけで、空間が和の調和となり、建物の風格が演出されます。
<和室>




和室は二間の間取り。
人数に応じて、二間をつなげることもできるよう可変式に作られています。
バックヤードも設置されており、それらへの流れがストレスなく動けるような設計になっています。
<大講堂>




本殿へと続く大講堂です。
この社務所の顔と言うべき空間です。
こちらも天井板は貼らず、垂木までの吹き抜けに。
空間の大きさを演出しています。
さらに「L字」型に設置された窓は空間の隔たりを消して、窓から望む本殿の石垣など風景との調和を果たしてくれています。
また、迫り出した軒方向の窓は、前回もお話しした通り全開放型の窓ですから、解放時は本殿とのアプローチが一体化される設計です。
このお部屋は、お祭りなどの催しなどで、きっと活躍してくれることでしょう。
以上が今回ミツイワ建設が携わった「社務所」の建築となります。
近代建築だからできること。
近代建築を用いて日本建築を再現することなど、様々な技術を詰め込んだ作品となりました。
ミツイワ建設では建築工法に拘らず、建物にもっともベストな工法をご提案することが可能です。
新築でもリフォームでも、お店づくりでも。
最適の方法をご提案いたしますので、建築をご検討の際には当社を相談候補に加えていただけると幸いです。
それでは社務所編はこれにて完結。
次回からは新しい建築物に「ブラミツイワ」してまいります。
ミツイワ建設では建築工法に拘らず、建物にもっともベストな工法をご提案することが可能です。
新築でもリフォームでも、お店づくりでも。
最適の方法をご提案いたしますので、建築をご検討の際には当社を相談候補に加えていただけると幸いです。
それでは社務所編はこれにて完結。
次回からは新しい建築物に「ブラミツイワ」してまいります。
END